2020年の3月から矯正治療を開始し、現在2024年3月時点でおよそ4年が経過しました。現在の治療の進行状況を記載しようと思います。
マウスピースによる歯科矯正がどういったものか知りたいという方はこちらをご覧ください↓
これまでの治療の流れ
2019年4月 矯正歯科初回受診
6月 レントゲン撮影、歯型どり
8月 説明
9月 抜歯術を受ける病院の初回受診
10月 歯磨き指導、抜歯術を受ける病院の術前診察
11月 親不知抜歯術
12月 歯型どり、治療費分割払い1回目(35万円+消費税)
2020年1月 光学印象採取(マウスピース作成のための歯の形状スキャン)
3月〜 マウスピースによる治療開始
・約1年間は1カ月半程度に1回の受診
・マウスピースの交換は10日毎
6月 治療費分割払い2回目(27万5千円+消費税)
| 下顎のマウスピース交換ペースを上顎より遅くすることになる
(下顎は上顎ほどには大きく歯を動かす必要がなくなったため)
12月 治療費分割払い3回目(27万5千円+消費税)
2021年2月 上顎と下顎のマウスピースの番号を再び揃えることになる
マウスピース交換頻度が7日に1回になる
| マウスピースの作り替え・光学印象採取(追加料金はなし)
2022年2月 通院頻度は2カ月半に一回程度に
| マウスピースの作り替え・光学印象採取(2回あったかも)
矯正の進行状況により、マウスピースの交換頻度が7日になったり10日になったりする
2024年2月 マウスピースの作り替え・光学印象採取
マウスピースの作り替えは今回で最後になりそうだと説明を受ける
(つまり今回作ったマウスピースの最後の番号までいったら矯正終了)
現在の矯正の進行状況
これまでマウスピースの作り替えを数回(正確な回数を忘れてしまいました)行いましたが、今回作ったマウスピースで矯正を終了できるだろうとのことです。
私はあと1セット分矯正を続けることにしましたが、人によっては今の段階の歯並びで満足し、矯正を終了する方もいるくらだとか。
矯正を終了したいという方は、マウスピース生活をこれ以上続けて歯並びを微調整するよりマウスピースの無い生活に戻りたい、という方なのかも知れません。
以下に詳しい歯並びの状態を記載します。
2022年9月(矯正開始から2年半後)時点では…
・元々左上顎の奥歯の並びが大きく歪んでいましたが、全く分からない程に矯正が進みました。
・治療の途中で上顎の左右4番を抜歯したためその分の隙間がありましたが、まだ隙間はあるものの、元々歯1本分のスペースがあったとは思えない程度になりました。
・下顎も、ガタつきは殆ど無いと言える程に矯正が進みました。
2024年3月(矯正開始から4年後)現在では…
・抜歯した上顎左右4番の位置は、矯正が進んだことで隙間が無くなり見た目には全くわからなくなりました。その箇所にデンタルフロスを通すと他の箇所よりも抵抗がなくスッと入る、という程度です。
・下顎は2022年9月時点ですでに微調整の段階に入りましたが、さらに微調整を続け完璧に近い歯並びになりました。
先生としては前歯2本のわずかな傾きが気になるからそこを調整したいとのこと。けれど正直私としては、言われないとわからない程度の傾きでした。
マウスピースの交換頻度
マウスピースは1周につき数十枚のセットになっていて、No.1のマウスピースからスタートし、番号が進むにつれて徐々に形が変化していく仕組みになっています。
現在マウスピースは、7〜10日程度で次の番号のものに付け替えています。交換するまでの日数は先生から指示されます。
基本的には上記の日数ですが例外として新しくマウスピースを作り替えた際に、前のセットの最後の番号マウスピースを次のセットが届くまでの約1カ月半〜2ヶ月程度の間つけ続けることになります。
通院の頻度
2カ月程度に1回の通院となっています。
前回記事を投稿した2022年9時点では2カ月半に一度だったので、殆ど変わっていません。
受診のタイミングはマウスピースが何枚分進んだかによって左右されるので、7日で交換する場合は通院間隔が短く、10日で交換する場合は通院間隔が長くなります。
交換の頻度は先生が矯正の進み具合などを見て判断されます。
またマウスピースの作り替えを行い、新しくできたものを受け取る必要がある時も通院間隔が短くなることがあります。
2024年2月中旬に受診しましたが次の受診の際に新しくできたものを受け取るので、次の受診は約1カ月半後の4月初旬です。
診察の内容
歯並びの経過記録のための撮影、歯の噛み合わせや歯並びの診察が主なので、所要時間は30分程度です。
次のマウスピースを作り替える必要がある場合は専用機械での歯並びのスキャンを行うため、合わせて1時間程度の受診時間でした。
日常生活において感じていること
マウスピース装着時の痛みについて
次のマウスピースに付け替えた時に一時的に軽い痛みを感じることはありますが、ストレスになるほどの痛みを感じることはありませんでした。
金属の器具の矯正では強い痛みを感じることも多いと聞くので、そのような痛みが無いのが大きなメリットだと感じています。
痛み以外にも、器具が目立たない、歯磨きがやりにくくならないというメリットもかなり大きいと日頃感じています。
マウスピースの装着時間について
食事の度にマウスピースをとり外し、食後にはまた着けるというのを毎日のようにやっていますが、すっかり慣れて特に面倒だと感じることはありません。常にマウスピースケースと歯ブラシを持ち歩くのも習慣化しました。
しかし、未だに休日はコーヒーブレイクや間食のためにマウスピースの装着時間が短くなってしまうことが多いです。
平日のマウスピース装着時間は17~18時間程度、休日は12~15時間、予定によってはもっと短くなることも。
今の所矯正の進行に影響が出る程ではありませんが、本来は20時間以上の着用が推奨されているのでなるべく気をつけたいと思っています。
旅行や行事などやむを得ない事情があるときはどうする?
マウスピースの歯科矯正で一番重要と言える装着時間ですが、予定があってどうしても短時間の装着になってしまう日もあります。
そのような場合には、短くなった分だけ装着日数を伸ばせばいいのです。
そのような日が1日だけなら他の日にいつもより長く装着するなど、自分で多少やりくりできるかと思います。
矯正期間中に一度3泊4日の旅行に出かけたことがあるのですが、その際は事前に先生に相談し、その週だけ装着日数を4日分伸ばすとあらかじめ決めておきました。おかげで旅行の間は装着時間を気にすることなく快適に過ごすことができました。
終わりに
前回の記事から2年ほど取り立てて書くような出来事がありませんでしたが、今回の受診で初めて矯正の終わりが見えてきたので、これまでの流れと合わせて記事にまとめてみました。
すっかりマウスピース生活に慣れて大きなストレスも感じることなく過ごしていましたが、やはり終わりが見えてくると嬉しいものだなと思います。
また矯正治療に大きな動きがあったときに次の記事を投稿するつもりです。
マウスピースによる歯科矯正がどんなものか気になるという方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございました!
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