映像授業なしで医師国家試験受験した話

QBのみで医師国家試験に合格した勉強法

医師国家試験は90%受かる試験と言われています。実際に国家試験の合格率は以下のようになっております。

114回92.1%
113回89.0%
112回90.1%
111回88.7%
110回91.5%

合格率90%を超える試験であるため、医学部5年生、6年生のころはよく「普通にやっていれば合格できる試験」、「まわりと同じことをしていれば大丈夫」、「独自の勉強は国試落ちのリスクファクター」なんて言葉をよく聞きました。

2020年現在医師国家試験の勉強はビデオ講座が主流となっており、同期のうち9割以上はビデオ講座で国家試験対策を行なっていました。
私はビデオ講座を受講せずに受講せずに勉強し、合格することができました。

来年以降自分とビデオ講座を受講せずに受験に挑む学生の心の支えになればと思い、記録を残します。今後必修の勉強や一般臨床の勉強など追加していきます。

CBT終了とビデオ講座の申し込み

大学4年生の半ばから終盤、CBTの試験があります。CBTを合格すると病院での臨床実習が開始します。同じころより、ビデオ講座の申し込みの案内が配られ始めます。

ビデオ講座について

・予備校がたくさんあること

・映像授業がたくさんあること

・価格が10万円程度かかること

上記を伝えられました。

ビデオ講座の宣伝が始まり、締め切りまでの期間は短いため、受講するかどうかは早めに考えておいた方が良いと感じました。

なぜビデオ講座を受講しなかったか

ちゃべす
映像授業を座って聴いているのが苦手・・・
自分で手を動かして問題を解く方が性に合っている!
ビデオ講座を取らなかった理由

・授業を聞いて勉強するよりも、自分で問題集を解く方が性格に合っていると思ったから

・CBTでもビデオ講座を受講することなく、問題集のみで目標の90%を達成できたから

・10万円の講座は高額だと思ったから

・最悪必要であれば後からmedu4を受講することができるから

私はビデオ講座をとらなかった1番の理由は授業を聞いて勉強するよりも、自分で問題集を解く方が性格に合っていると思ったからです。他の理由としては、CBTでもビデオ講座を受講することなく、QBとこあかりの問題集のみで目標の90%を達成できたこと(CBTについての勉強法などは他の記事で)、4年生だった当時の自分にとっては10万円は高額であり、流されるがままに受講することが疑問だったことがあります。最悪どうしても映像授業が必要になればmedu4の講座を遅れて受講すればいいかと考えていたこともあり急いで申し込む必要はないかなと思いました。

ビデオ講座を受講しなかったメリット

メリット

・自分のペースで勉強を進めることができる

・自分に合う勉強方(問題演習のみ)で勉強できた

・莫大な時間の授業がないため、学生生活に時間的な余裕ができた

・初期費用に10万円かからなかった

ビデオ講座を受講しないメリットとして自分が感じたのは、勉強はQBのみで行うため、4年生冬から6年生2月までの長期間で勉強のペースを考えやすいこと、講義による勉強をしなくてよく問題演習のみで勉強できたこと、膨大な時間の授業がなく、学生生活に時間的な余裕をもてたこと、10万円以上の受講費用がかからなかったことがあります。

ビデオ講座を受講しなかったデメリット

デメリット

・共通の話題についていけない

・勉強の進捗を相談できない

・想像以上に孤独感がある

ビデオ講座を受講しなかった最大のデメリットは孤独感です。

周囲のビデオ講座に関する話題についていけないこと、勉強の進捗についてまわりに相談できないこと、周りと違う勉強をしているという不安を感じやすいことがありました。

対策としては、模試で進捗を確認する、ネットで映像授業を受けていない人と情報交換することがあげられます。

どのように勉強したか

私はクエスチョンバンク(QB)と模試の演習問題をひたすらこなすという勉強法で勉強しました。

具体的な内容やスケジュールについては別記事で解説します。

医師国家試験結果

必修 186点/197点
一般臨床 250点/299点
禁忌肢 0問

QBのみを用いた勉強でしたが余裕を持って合格することができました。

まとめ

QBのみの勉強でも医師国家試験は合格することができる
授業を受けて勉強することが嫌いな人は受講しなくても良いと思う
1人で勉強する孤独感は正直1番のデメリットであった

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