前回の記事では親不知の抜歯について書きました。ここで、矯正歯科を初めて受診してから矯正開始に至るまでの経過をまとめてみます。
2019年4月 矯正歯科初回受診
6月 レントゲン撮影、歯型どり
8月 説明
9月 抜歯術を受ける病院の初回受診
10月 歯磨き指導、抜歯術を受ける病院の術前診察
11月 親不知抜歯術
12月 歯型どり、治療費分割払い1回目(35万円)
2020年1月 光学印象採取(マウスピース作成のための歯の形状スキャン)
3月 マウスピースによる治療開始
なんと、矯正を思い立ってから治療開始に至るまで、実に1年かかりました。こんなに時間がかかるものとは思っていませんでした。
私の場合、治療開始までの期間が長くなった主な要因は
主に土曜日しか受診することができず、なかなか予約が取れなかったこと
だと思います。基本的に平日は仕事のため、土曜日に予約を取る必要がありました。しかし矯正歯科受診者は子どもも多いため土曜日の空きが少なく、受診の間隔が長くなってしまいました。最近は、準夜勤の日を利用して朝一に予約を入れるようにしています。
もう一つの要因は
親不知の抜歯を全身麻酔で受ける必要があったこと
です。私の親不知は局所麻酔で簡単に抜ける状態ではなく、全身麻酔の手術を行える病院に行く必要がありました。市立のそこそこ大きい病院であったため、そちらの病院は平日しかやっていません。よって、事前に職場へ準夜勤(私の勤務先は15時出勤)の勤務希望を出し、受診の予約を準夜勤の日に合わせる必要がありました。ひと月に出せる勤務希望は限られているため、こちらも受診の間隔が空いてしまい、手術に至るまでに2か月ほどかかってしまいました。
土曜日に受診するにしても、勤務希望を出してなるべく平日に受診するにしても、予約できる日がかなり限定されてしまうことが、治療が遅れた大きな要因であると言えます。こんなことなら、学生のうちにやっておけたらよかったなと強く感じている次第です。
歯科矯正にかかる金額は100万円程度ですが、一括で払うのではなく数回に分けての支払いの場合もあるので、働き始める前に治療開始することもできると思います。もし歯科矯正を検討しているのであれば、なるべく早く、できれば学生のうちに受診することをお勧めします。
現在、私自身矯正治療が開始して間もない時期ですが、これからも新しく分かったことやもう少し詳しい内容など、順次更新していきたいと思います。