化粧が思うようにできずに困った経験はありますか?
以前私は、出勤時には化粧をしているかどうか分からないくらいの簡単なメイクしかせず、休日も外出時以外はメイクしていませんでした。
しかし、普段化粧を雑にしていたために困った出来事がありました。その時から化粧はちゃんとできるようにしておく必要があると感じ、化粧上達のために行動を変えました。
今回はその体験を踏まえて、何故化粧をする必要があるのか、そしてどうすれば化粧が上達するのかを記事にしていきます。
化粧が下手で後悔したこと
・華やかなメイクにしたくても、何をどうすればいいのかがわからなかった
・必要な時に自分の思うようなメイクに仕上げることができなかった
・周りがしっかりと身だしなみを整えている中、自分だけ地味な印象になってしまった
化粧が上手くできないことでこのような問題が発生しました。事の顛末は以下の通りです。
私は手術室で看護師として働いています。
手術室での勤務中は帽子とマスクを常に着用しており殆ど目元しか見えない状態になります。また、見た目の印象も重要となる接客業や営業とは異なり、化粧をするしないで仕事に支障をきたすこともありません。
そのため、普段から化粧をきちんとする必要性をあまり感じていませんでした。
そんな大学生時代の先輩の結婚式に呼ばれ、結婚式の受付をさせて頂く機会がありました。式に来る方々全員と顔を合わせるため身だしなみをしっかり整える必要があると思い、普段より丁寧に、華やかな色遣いでメイクをして式に臨みました。
しかし後日、結婚式にて撮影した写真を見返すと、晴れの日に相応しい華やかな印象の方が多い中、自分だけ化粧っ気が少なく地味に見えて、思っていたような身だしなみができていなかったことに気づきました。
乱れた身だしなみではなくとも、地味なメイクとなってしまっていたことが晴れの日に相応しいとは言い難く、自分のメイク技術の無さを悔やむ結果となりました。
この経験から、いざという時にしっかりとした化粧ができるよう、ある程度の化粧は身だしなみとして当たり前にできるようになる必要があると思うようになりました。
化粧技術向上のために実行したこと
参考になる書籍を買う
上手に化粧ができるようになるために、まずは化粧の基本が分かる本を探しに行きました。そこで見つけたのが『#自分映えメイク』という本です。
メイク方法が写真付きで解説されており、化粧の知識がほとんどない私にとってとてもわかりやすく、参考にしやすい内容となっていました。
この本でなくとも、初心者が参考にするために買うなら以下のポイントを抑えると良いと思います。
・小技やテクニックを集めたものは避ける。慣れていないと取り入れきれない。
・基本的な化粧の方法がわかるものを選ぶ。
・パッと見てわかりやすいものを選ぶ。
この本で特に推したい内容は、ベースメイクとポイントメイク方法です。
表紙にある『メイクでなりたい私になる』という言葉の通り、ベースメイクでは『なりたい肌になる』、ポイントメイクでは『なりたい顔になる』ための方法が写真付きで紹介されています。
ベースメイクについて
ベースメイクの章では、ツヤ肌になりたい、絶対焼けたくない、崩したくない、といった目的別に5種類の『なりたい肌になる』ためのメイク法が紹介されています。
・何をどのような順番で使用するのか、順を追って説明されています。また随所で、どのアイテムをどのような目的、効果のために使用するのか解説があります。
・それぞれの行程で使用する具体的な製品名も紹介されており、何を買っていいかわからないという方も困らないようになっています。
・デパコスならこれ、プチプライスのものならこれという風に、高級なものとリーズナブルなものの両方が紹介されているのも、参考にしやすいポイントです。
私は化粧に関する基礎知識がかなり欠如しており、「化粧下地ってはそもそも何のために使うの?ファンデーションとはどう違うの?」という具合でした。そのため、どのアイテムをどのような目的で使うのかが詳しく紹介されていたのがとてもありがたかったです。
ポイントメイクについて
ポイントメイクの章では、クール系、可愛い系、洋風、和風といった仕上がり別に6種類の『なりたい顔』になるためのメイク法が紹介されています。
・使用するアイテムはどの仕上がりでも基本同じで、リップやハイライトは仕上がりに合わせたものが適宜用いられています。
・それぞれの行程でどのように見せるためにどのような形にする、どこに色を入れるという風に、手法とその根拠が併せて説明されています。
用いられている基本のアイテムは同じであるため、あれもこれも買わなければいけないということにはならず、面倒だと感じることもありませんでした。
また限られたアイテムで行われていることで、色の付け方、描き方による違いがわかりやすいと感じました。
どのような狙いでどのようにメイクするのかという根拠が説明されているため、メイク方法を部分的に取り入れることも可能です。
毎回本を眺めながらそっくりそのまま真似するのはやや大変でも、この方法なら手軽に真似することができます。
本筋から少し逸れますが、この本で紹介されている方法では、同じアイテムを使用しているにも関わらずそれぞれの仕上がりの印象がかなり違うのがすごいと感じました。
他の書籍では、正直あまり変化がわからないものも多くありました。
休日は平日より丁寧に化粧する
・平日よりも時間をかけることができ、失敗してもやり直し、修正できる
・初めて使うアイテムで使い慣れていなくても、ゆっくり試すことができる
・職場のように規制に縛られず、いつもより華やかなメイクを楽しむことができる
・手間のかかるメイクを試すことができる
ズボラな私は、平日の勤務時のメイクは至ってシンプルで、あまり時間がかからないものにしています(下地→ファンデーション→アイシャドウ一色→アイライン→アイブロウで3分程度で終わります)。
しかしそれではメイクがいつまで経っても上達しないので、休日はしっかりとメイクするようにしています。
平日の朝は慌ただしくて、新しい方法を試したり、慣れていない方法でメイクすることは簡単ではないと思います。
しかし休日であれば時間にゆとりがあり、じっくりと試行錯誤することができます。
失敗した!と思っても修正する時間は十分にあるし、使い慣れていないアイテムでも焦らず試すことができます。職場のように派手にしてはいけないという制限もないため、平日は使わない色のアイシャドウを塗ってみたり、アイラインをしっかりめに描いて目をより大きく見せる方法を試すなど、冒険することも可能です。
先ほど紹介した書籍も、休日に解説と睨めっこしながらゆっくり試し、平日は本を見ず、覚えている範囲、時間が許す範囲(せいぜい5分で収まるくらい)で習得したての方法を用いてメイクしていました。
休日に練習がてらこの方法を続けたことで、かなり上達してきたと感じます。
平日は無理のない範囲で新しいものを取り入れる
・解説通り全て真似するのではなく、部分的に取り入れる
・慣れるまで同じ方法を連続して試す
・自分の負担にならない範囲で少しずつ取り入れる
ちゃんとしたメイクを意識するようになってからも、平日の朝はやはり時間はかけません。負担に感じてしまっては続けることはできない可能性が高いからです。
休日にじっくりと試した内容をそのまま平日にも行うと時間がかかってしまいます。そのため、休日に試した方法の一部だけを平日にも試します。
例えば、休日に本を見ながらクール系メイクを試したとします。しかし1、2度やっただけでは覚えることはできません。しかし「こんな形の眉にするとキリッとして見えるのか」、「こんな色のつけ方をすればホリが深くみえるのか」という風に、一部の印象に残った方法を覚えておくことならできるのではないでしょうか?
そこで平日は、解説の内容が頭に入ったアイブロウだけ、アイシャドウだけを解説通り行い、他は今まで通りの自己流でささっと済ませるのです。
この方法を繰り返すことで、無理なく少しずつ新しい方法を覚えることができます。
まとめ
今回の記事のまとめです。
・普段のメイクが雑だと、いざという時に思うようにメイクできずに困る
・ある程度時間をかけることができる休日に新しいことを試す。
・平日は無理のない範囲で新しく覚えた方法を取り入れてみる