『鬼滅の刃 上弦集結』猗窩座が無限城を飛び回る
『鬼滅の刃 上限集結』の無限城のシーンで流れていたBGMをアレンジしました。
猗窩座が無限城を飛び回っていた場面で流れていたあの曲です!
公式の予告動画の上弦集結シーンや、先日行われていた鬼滅ラジオでも流れていましたね。
公式の動画では曲のごく一部しか流れていなかったので、そちらで聴いたものと映画館で聴いた記憶を頼りにこちらのアレンジを作成しました。
また公式のものが猗窩座の曲の旋律がベースとなっていたことから、猗窩座の曲をリミックスする形で作成しております。
猗窩座の曲との違い
主な旋律が無限列車編での猗窩座登場シーンの曲と同一であるため、こちらのアレンジも第一印象は「猗窩座の曲」だと感じる方も多いと思います。
そこで、猗窩座の曲との違いを出すために以下の点を意識してアレンジしてみました。
旋律のリズム
楽譜上での音符の長さの話になりますが、無限列車編での猗窩座の曲は
テンポ♩=144(1小節に4拍)に対し 四分音符や二分音符
など、拍通りの長さの音で構成されています。
そのため、シンプルでありながら重々しい印象があります。
一方今回の上弦集結編アレンジでは
テンポ 二分音符=96(1小節に2拍)に対し 付点四分音符や八分音符
で構成されており、拍と拍の間のタイミングで音が動くリズムになっています。
さらにスタッカートも加わることにより、前者よりも疾走感のある印象が与えられます。
付点音符のリズムは公式の予告PVで流れていたものを参考にしていますが、劇場で耳にしたリズムが前者であったか後者であったか自信がありません。
今回は後者の方が、無限に拡がる城内を飛び回る疾走感にマッチすると思いそちらを採用しました。
楽器の構成
猗窩座より格上の鬼を含めた上弦の鬼達が集結する場面でのBGMであることから、前者よりも壮麗で重々しい雰囲気を出したいと考えました。
そこで、エレキギターやエレキベースが主役のロック調である猗窩座の曲とは対照的に、今回のアレンジではオーケストラ調になるよう楽器の構成を考えました。
トランペット、トロンボーン、チューバといった金管楽器、そしてバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスといった弦楽器を配置することで、オーケストラ特有の重低音と美しい高音域を表現することができます。
またパーカッションにはドラムだけでなく和太鼓、タムタム(中華銅鑼)を加えることでロックとは異なる迫力を演出しました。
主役の旋律はエレキギターのままに、その背景で流れる音がオーケストラ調になることで上弦集結の重々しく緊張感のある空気・迫力の演出を試みました。
琵琶の装飾を
装飾程度ですが、曲の始まりと終わりに琵琶の音を入れました。
鳴女の琵琶の音から始まり無限城へ誘われ、鳴女の琵琶の音で終わる・・・そんなイメージです。
終わりに
今回も小難しい説明になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
私の動画を見てくださった方が、上弦集結・劇場での感動を少しでも想起してくだされば幸いです!
TikTokにも力を入れているので宜しければご覧ください!
↓↓↓
fiofiosのTikTok(TikTokページに移動します)
関連記事