【外科矯正手術体験記】社会人1年目で外科矯正を開始しました。

2022年3月17日 2022年3月27日 5分36秒

chavez

入院直前の通院

矯正歯科

矯正歯科では3週間に1回ほど通院しブラケットの調整などを行なっていました。手術直前期では印象採取（噛み合わせの模型取得）や手術用のワイヤーへの交換、術後固定器具の取り付けのため、週1回は通院することになりました。

手術を行う医療機関

①術前検査と麻酔科受診、入院案内②手術説明（家族同席）と印象採取③PCR検査の3回受診が必要でした。

診断と術式

診断：顎変形症

術式：下顎骨形成術（下顎枝矢状分割法）SSRO.sagittal splitramusosteotomy

入院

入院1日目（手術前日）

午前中に外来受診し、入院案内へ。病棟へ案内される。午後に一度診察があり、その後術後の口腔内ケアの方法について指導される。術前の食事は夕食で終わり。水分も24時まで制限される。OS1摂取の場合は翌7時まで摂取OKらしい。OS1初めて飲んだけど意外と美味しい。

入院2日目　(手術日/術前）

朝食はなし9時入室に向け、着替えを済ます。歩行でオペ室へ。オペ台に乗ってからはルートやモニター装着される。
酸素マスクを当てられてからは記憶がない。

入院2日目(手術日/術後)

オペ室で1度目は覚ました記憶があるが、気がついたらHCU:high care unit のベッドに寝ていた。HCU入室は12時ごろ顎の痛みと全身の倦怠感、口腔内の血液？が気になってしんどかった。痛みは親知らず抜歯後の痛みが広範囲で、やや強めに続いている感じ。倦怠感はコロナワクチン後の倦怠感に似ている。ベッド上安静でも退屈でない程度にだるくて動けない。口腔内の血液については吸引してもらった。幸い、全身麻酔後に生じやすい悪心や嘔吐は大丈夫であった。術後4時間でお茶が飲めるようになったのが救いであった。

術後は痛みが強く、

13時頃ジクロフェナクナトリウム座薬

14時頃、ペンタゾシンを入れて入れてもらった。

19時頃には痛み止めが弱まり始めたため

20時頃、ジクロフェナク追加

21時頃　ロキソニン（粉末内服した）

その後は口腔内ドレーン2本と尿道カテーテル、深部静脈血栓防止のエアマッサージにつながれた状態でうとうと寝ているのか起きているのかわからない状態で翌日8時半まで過ごした。

個人的にエアマッサージの圧迫と術後から翌日8時半まで20時間ほど横になったままの体制だったのが大変でした。

入院3日目(術後1日目)

8時半より手術着から病衣への着替え、尿道カテーテルの抜去、術後血液検査を受けた。HCU退室後、口腔外科での診察を受け、ドレーン抜去された。ドレーン抜去時のヒリヒリする痛みが酷かった。

診察時口腔内の様子を初めて見せてもらったが、術前と変わりすぎてて感動した。同時に顔まわりがとても腫れていて驚いた。

診察後は顔面のレントゲン検査を受け、病室へ帰った。昼食より5食ぶりの経口摂取摂取開始となったが、、、

人生初の流動食。

重湯、味噌汁、リンゴジュース、牛乳のみ笑

味的には不満はないけど、お腹チャポチャポで気持ち悪い笑

夕食も同様の内容。。。　入院食についてはこちらの記事でまとめてあります！

痛みなどはかなり引き、痛み止めなしでも生活できる程度となった。

入院4日目(術後2日目)

午前中に診察。顎間固定のため、ゴムで牽引される。朝食、昼食、夕食全て流動食。痛みはほとんどないが腫れは相変わらず。そろそろ流動食に飽きてくる。

入院5日目(術後3日目)

顎間固定や創部の診察も簡易なものに。午前1番に診察を終え、夕方回診までひたすら休息。

腫れは若干ひいた気がするがまだまだ大きい。痛みはなし。下唇〜下顎の痺れと触覚障害は持続している。

入院後初めてシャワーを浴びることができた。ウォーターピックでの口腔の清掃も許可された。

入院6日目(術後4日目)

朝の回診のみで他は特に予定なし。腫れは引かない。痛みはなし。痺れ若干改善？

入院7日目(術後5日目)

変わりなし。2回目のシャワーができた。

入院8日目(術後6日目)

腫れがごく少し改善した？それよりも腫脹部位の黄染が出現が気になる。皮下出血のものであろうがかなり目立つ。

入院9日目(術後7日目)

午前中に抜糸をし、顎間固定が解除されました！昼ごはんより嚥下1口大食となり流動食生活が終わりました。
久しぶりの嚥下食ですが、、、痛くて口が全然開かずほんのちょっとずつしか口に入りません泣
結局1食食べるのに1時間もかかってしまいました。夕食時は少しコツを掴んだのか、少しはスムーズに食べることができました。本日の診察で翌日の退院許可がおりました！
退院前日のためシャワーを予約してもらいました